空調設備というと「エアコン」をイメージされる方は多いかと思います。
そもそも空調とは、空気調節や空気調和のことを指し、人々が快適に過ごせるために、また、工場などの生産、管理、貯蔵といった物品を扱う上での産業において、ある場所の空気の温度や湿度、清浄度、気流などを調整することをいいます。
この空調を整える機械が空調設備(空気調和設備)です。
建築物衛生法では、空気調和設備とは、「エア・フィルター、電気集じん等を用いて外から取り入れた空気等を浄化し、その温度や湿度及び流量を調節し、供給、排出を行うことができる機器及び附属設備の総体」をいいます。つまり、浄化、温度、湿度、流量の調節の4つの機能を備えた設備のことです。(引用参考:厚生労働省 建築物環境衛生管理基準についてより)
建物内部の空気環境を整えるには、自然な換気と人工的な空気の交換を行う方法があります。
戸建ての住宅や窓の開閉が自由に行える建物の場合は、窓を開けて空気を取り入れて換気を行うことができますが、窓を開けることができない施設や気密性の高いビルやマンション、工場などでは、快適な空間作りのために、浄化、温度、湿度、流量の4つ項目を整える空調設備が重要になってきます。
家庭用のエアコンはもちろん、業務用エアコンや建物の空調設備は、効率的に稼働させるためにも定期的なメンテナンスが必要です。
関西一円で空調工事や電気工事のことならお気軽にお問い合わせください。